限定記事ではあるが、前回、動画ポッドキャストの難しさを話した。
→動画ポッドキャストの難しさ(限定記事)
そんな折、ふとAnchorのサイトにログインすると
「Spotifyがビデオポッドキャスト対応になりました」という表記が表れた。
Anchorのビデオポッドキャストは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス、メキシコ、ブラジルの11カ国で開始されてる。
いつの間に日本で始まったのかと思ったが、勘違いだった。訳あって”VPN”というやつで、自分の位置情報がアメリカになっていたのだ。
ただ、この方法、以前にも試したことがある。その時は出てこなかった気がする。そして、日本語化はちゃんとできているようだ。何が障害になっているのだろう。
VPNをオフにするとビデオポッドキャストの案内は消えた。逆にオンにしたら使えるようだ。
新規番組を作ってみた。
埋め込みのプレイヤーは音声だけのようだ。Spotifyのアプリでは動画が表示されるが、画面キャプチャで動画が撮れないようになっている。ミュージックビデオなどの著作権対策なのだろうか。
仕組みとしては、Spotifyのアプリで視聴した場合のみ動画で再生され、他のプラットフォーム向けのRSSは音声のMP3ファイルに差し変わっている。気になるのは、MP3ファイルが動画よりも音質が劣化しているように感じることだ。たまたまかもしれないので、しばらく確認したいところ。
Spotifyでしか聴けないという意味では、Music+Talkに近いようにも感じるが、Music+Talkと違い、わざわざ音楽なしのエピソードを作る必要がなく、動画をアップすると音声版はSpotifyで作ってくれる。
また、Music+Talkは無料ユーザーには30秒しか音楽が流れないなどの制限もあるが、動画視聴に関しては無料ユーザーでも制限はなさそうだ。
収録動画以外に、TikTokなどにアップしている他の番組を切り抜いたショート動画を配信してみようと考えている。